◆神田藤兵衛翁(かんだとうべえおう)頌徳歌(しょうとくか)
一 めぐる黒潮あたたかに
波はるかなる玄海に
宇久が生んだる快男子
神田藤兵衛 今もなお
挙りて仰ぐ その遺徳
二 弱冠まさに二十一
未開の天地 満州は
君憧れの活舞台
商魂鬼才 遺憾なく
揮う苦闘の半世紀
三 積みし私財をなげうちて
心をこめて育英の
華ぞ郷土に咲きほこる
ああ感激を新たにし
遺徳に副わんわが使命