番所峠(ばんしょとうげ)
番所峠は、瀬道町にあります。天正14年(1586)争っていた大村氏と、松浦氏の間で和議が 成立し、その境に番所が作られました。 私たちの住んでいる宮は、大村藩でした。 番所には、大村藩と平戸藩の両方から役人がいて、 常に監視していてここを通るときは通行手形が必要でした。
教科書に出てくる有名な吉田松陰も、西遊日記に、「山を越えて又小坂あり、への峰という。 坂の頂に大村領、平戸領の境碑あり、行くこと少しばかりにて門あり、門内衛卒あり、小銃三口、 槍数根を備う」と書いています。そんなに有名な、大事な所だったんだと思いました。
☆紹介文は、宮小学校文化クラブのメンバーが作成したものです。
*令和3年 写真更新 すぐ近くに、西肥バスの車庫があります。周りの風景は、大きな変化はありません。
|